COVID-19または新型コロナウィルスは現在世界中で流行しております。当院では患者様の安全を担保するため最新の新型コロナウィルスの情報を元に安全な診療環境を確保しております。
これはアメリカの疾病予防管理センター(CDC)の声明です。
“CDCは歯科分野が最先端の感染防御策によって患者を感染症から保護できていることに注目している。マスク、手袋、保護メガネ、ガウンなど個人用の防護具を使用することで、スタッフと患者の保護にいい結果をもたらしている。最新の滅菌法、専用の手洗い、消毒薬の使用、単回使用の使い捨ての歯科材料を使用していることも患者の安全な歯科受診に大いに寄与している。そしてこれらの取り組みはCDCの標準予防策の骨子になっている。”
当院では職場内での交差感染を防ぐための最新の防護策を施行しています。
1. 体温測定などで患者の評価/ 調査票を用いた聞き取り
2. WHO、CDCの最高警戒レベルのリストに記載されている国、地域へ14日以内に渡航歴のある患者様に対し治療を延期しています。
その他の地域へ渡航された方には以下の感染予防作を講じています。
– 体温が37.3℃未満で、Covid-19にさらされた(曝露)リスクが高い患者様
- 曝露から14日経過するまで治療を延期
- 自主的な隔離を指示
– 体温が37.3℃以上でCovid-19にさらされた(曝露)リスクが高い患者様
- 即時の自主的な隔離と指定病院で検査を受けることをお勧めしています。
– 体温が37.3℃以上あるがCovid-19にさらされた(曝露)リスクが低い患者様
- 病院へ行って先に治療を受けることを指示
– 体温が37.3℃未満でCovid−19にさらされた(曝露)リスクが低い患者様
- 防護した環境下での治療を実施
- 水が飛散したりエアロゾールを発生させる処置は回避
3. 受付におけるプロトコール
- クリニックに入る全ての人に検温を実施
- クリニックに入る全ての患者、スタッフに手指消毒を実施
- 受付カウンターとテーブルに医療施設基準に適した手指消毒剤の設置
- 各患者の処置後に全ての診療域に消毒剤を噴霧して消毒を実施
- 雑誌や子供向けのおもちゃの撤収
- ドアノブや椅子など共用設備の清掃と消毒を頻回に実施
4. 診療におけるスタッフのプロトコール
- WHOのガイドラインに基づき、手洗いを頻回に行う
- スタッフに毎日検温を実施
- 患者に治療開始前に30秒間、うがい薬でうがいをしてもらう。
- 処置中は必ず口腔内バキュームの出力を最大にして使用する
- 各患者の処置後に必ずオートクレーブでハンドピースを滅菌する
- 歯科材料は単回使用する
- 処置中は可能な限りラバーダムを使用する
- インフルエンザ様症状や発熱のあるスタッフは出勤を停止
– すべての処置後に厳格な消毒滅菌を全ての器具に実施
当院では既に交差感染を防ぐためのWHOとCDCのガイドラインに基づいた感染管理対策を15年に渡り行っています。
– 歯科医師とスタッフの個人防護具
- 使い捨てのヘアカバー、サージカルマスク、手袋
- 手術用ガウンの着用や使い捨ての術衣を着用し、ゴーグルとフェイスシールドを着用する。
5. その他の感染予防策
- 配達員やスタッフ以外のクリニックの立ち入りを制限
- 常に握手などの身体的な直接接触を避ける
- 予約を減らす/メールを使用して患者との相談を受け付ける/電話対応の機会を増やし、なるべく直接的な接触機会を減少させる
- すべてのスタッフに対人の距離を取ることへの認識の徹底
- 公共施設、人が集まる場所を避け、他人と6フィート間隔を開けることを仕事以外で可能なときに行う。
- 昼食では飲食物の共有は禁止とする
これらの取り組みはコロナウィルスの軽減または排除を目的として実施されます。コロナウィルスはエンベロープを持つウィルスなので消毒剤に対する感受性高く、適切な消毒剤の使用で簡単に死滅することが可能なウィルスの1つです。